とは言うものの

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なかなか休めせてくれませんね。

6月に入っても締め切りやイベントが続きます。

制作が一週間ストップしては、また途中から断続的に描かねばならないので、

気持ちの切り替えが大変です。

一気に2日3日時間が有れば三倍ぐらい描けるのですが、少ない時間をくめんして本業に画家の生活を営むのは大変です。

昔、デビューしたての頃、有名な小説作家さんに出会った時に「作家するのは大変だよ、生活に押しつぶされない様にね。殆どの作家は、押し潰されてしまう。頑張って、先生方は君の才能を見込んでいるんだよ。」と、諭してくれました。

確かに、才能ある友達は皆んな生活に押し潰されて何をしているやら。

先生は「頑張ったらあかん。」とも諭してくれました。

確かにそれも真実です。

作家人生、人生そのものですからすり減らしたら駄目ですね。

絵の事について、考えること練習する事は当たり前ですし。

作家、人生、私の人生、薔薇色に染め上げてこそ。

先月に大切な絵を描く友人が、病で逝きました。

まだ、30代の若さでしたが日本画を描く事に真剣な方でした。

私はショックでしたが、友人は素晴らしい絵を描いていたので、

訃報を聞いて同時にきっと時間と場所を超越した所に行かれたのだと、

思えたのでした。

薔薇色の人生、貴女だけのものだ。

南無阿弥陀仏

合掌