個展明けの連休

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先月の29日まで京都での個展、お運びご高覧頂きました皆様有難うございました。

テッセンが咲いていましたので写生しました。

個展期間は、大変緊張する毎日でしたので、身体のあちこちが筋肉痛になりましたので、今日は天気も良かったのでBMWのビンテージバイクでカラダをほぐしました。

 

3月から、いまだ続く欧州での戦争は、私にとって大変ショックな出来事で、

現在は良くなりましたが、個展の作品制作中の3月中は心が痛み辛かったです。

毎年、個展を重ねておりますが、今回2022年度の個展が今までで一番に苦しかった制作期間を過ごしました。

しかし、作家として「戦争と平和」という課題に直面致しました事で大きく成長致しました。

 

どんな苦しい時でも鳥は囀り、ピース♪ピース♪と鳴く、

オペラ「ワルキューレ」では、ワルキューレが戦場で散った勇者の魂を天馬に乗って集める。

など、先達の芸術家は、絶望的な状況下でどの様に挑むべきか、沢山学び返しました。

私自身、人生において絶対的な絶望や最悪の状態に陥った事が何度もあります。

先輩の芸術家に言わせれば、「芸術家の人生なんてそんなもんだ。芸術家は、挑む。そして、一流を見る者は一流にしかなれないものだ。」と教えてくれましたが(〃ω〃)。

そんな事、知っていたら絵描きになっていなかったかも、苦しく辛い道のりです(〃ω〃)。

 

まぁ、そんな経験を踏まえないと描けない世界もあり、見えない世界もあります。

いろいろ、考えあぐねて最後に今回到達したのは、「不死鳥」を描く事でした。

どんな辛い状況でも絶対的な希望をあまねく照らしてくれます。

本当に、人生最悪の瞬間でも「不死鳥」さえ現れてくれたら、もっけの幸い。

 

文章が長くなるので割愛しますが、

芸術家は、ロマンティストでなければ成らないと今回の個展について痛感いたしました。

心を健康に保ちながらロマンティストでいる。

遊びの中からしか芸術は生まれない、どんな時でもその様で居たいと思うこの頃です。