久しぶりの絵の具屋さん

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久しぶりに電車に乗って絵の具屋さんに行きました。

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この前に受講生さんに頼まれて沢山買ったので新しく商品を入れくれました😆

助かります。

それでも刷毛や筆は、この中でも良い品は一、二本です。

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日本画のお道具選びは、時間とお金がとても掛かりますが、これも楽しい遊びの一つです。

でも、私にお頼み頂ければ、ちゃんと手に取って選んでお使いしますのでご心配なく。

特別講習会 「寅」の模写会

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2021.11.28開催
「虎は千里を行って千里を帰る。」
11月28日(日曜日)大阪で来年の干支「寅」の日本画模写会をします。
 
コロナ明け⁈年末で大忙しでお過ごしの皆様も多いと存じ上げます。
しかし!12年に一回の寅年。この機会に強い運気を掴んでください。
 
12月15日(水曜日)は京都でも催しますが、すでにお昼の部がほぼ満席になりました。
大阪は、11月28日と直近ですが京都よりもお時間の余裕を持って楽しんで頂けます。
大阪に限り、鳥獣戯画模写と「寅」3パターンの粉本をご用意しています。
京都は、尾形光琳の1パターンのみです。
京都開催のお昼の部は、お陰様で残席わずかです。
(^_-)-☆

来年の干支の「寅」2021.11.18

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今年も今月は来年の干支の日本画模写を楽しんで頂きました('◇')ゞ。
私は、毎回、有難い気持ちでいっぱいです。
画像は、中級者クラスの皆様の絵です( `ー´)ノ

楽しく通ってお稽古をして頂けることと、見事に皆様が上達されているのを、まじかで拝見できるのが、何より嬉しいのです。

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「虎は千里を行き千里を帰る」と、言います。
来年は、力強い虎の跳躍力で跳ね上がる12年に一度のチャンスの年。
皆様、しっかり運気を高めて新年を迎えて頂きたいと願っております('◇')ゞ。

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上手いと思います(';')

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徐々にコツを掴んで頂いています!

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強い虎の表情が素敵です(';')

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こちらは優しい可愛い表情になりました(';')

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借景に虎、素敵ですね。

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きりりとした虎のお顔が決まれば9割成功です!

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墨の濃さの調節が難しかったですね、丁度よい健康的な色ですね(';')

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琳派のたらし込み技法に挑戦できましたね!虎の毛のモフモフ感が素敵です。

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力強い虎の表情です!ブラボー!幸運呼び込みそうな「寅」です!

 

日本画と水墨画て?どこが違うんですか?

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久しぶりに美術の事全く知らないけど、美術館の仕事をしている人に出会いました( ・∇・)。

日本画と、水墨画て、どこが違ううんですか?」

実は、案外どころか⁈凄く多いのですよ⁉︎

そして、僕は素直な質問をしてくれる人がとても好きです(^^)。

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尾形乾山のたらし込み技法の再現です。

日本画は季節を追って描く物ですが、その辺りは俳句に似ています。

晩秋から冬の風景は、やはり侘び寂びを感じたい絵が恋しく成りますね。

尾形乾山が描き残した叭々鳥(はっかちょう)という鳥は、元来、日本にはいない鳥ですが日本画では吉兆を呼ぶ鳥として、

虎と同じく本物は見た事ないけど、よく描かれた昔の日本画の題材です。

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京都の高島屋です。

さて、今日も今日とて走り回る日本画家です。

今日は、奈良に行ってから大阪の家に戻り、支度をして夕方から京都でお仕事です。

日暮れが早くなって年末が近くなったのを感じます。

街はもうクリスマス気分です。

昔は、紅葉のセルロイドの花飾り🍁の季節でしたが、今は気の早いクリスマス🎄飾りです。

なんとも味気ない気がします。

 

 

 

 

日本一の日本画教室

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ありがたいですね(^^)

美しい日本画を見れて(^^)

僕は僕の先生方や先輩方から伝え聞いた事や学んだ事を

そのまま皆様のお稽古でお伝えしているだけなのですが。

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これが伝統の力なのだなぁ、と、驚き⁉️確かな道のりを感じます。

日本画絵の具を使っても中々日本画らしさに近づくのは案外難しいものです。

例え、模写作品であっても日本画の発色や空間意識というのは簡単には養えません。

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現代では、日本画にする(日本画風に完成したから描き直す。)という作業が必要になる昨今ですが、

此方ではその様な恥ずかしい作業は無く、綺麗に描かれて行きます。

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日本画て何だろうと言う問いかけは此処では必要無い様です。

 

花街に取材

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先日、京都の宮川町で新しく舞妓デビューされる「お店出し」と言う礼式があったので、

知人の計らいで久しびりに花街に参りました。

たまたま、二人の舞妓の「お店出し」が有り、大変珍しい事でしたのでラッキーでした。

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舞妓さんは、他のお店やご贔屓筋に回らなくてはならないので数分の顔出しでしたが、

早速筆を取り舞妓の写生を致しました。

花街に復帰するのはなんと20年振りの私ですが、

懐かしい友人の噂も聞けました。

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嫁様も着物や飾りに興味深々❗️

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なんとも初々しい舞妓のデビューです。ありがたい気持ちになりました(^^)。

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二人の舞妓の「お店出し」

これもご縁の繋がりでしょうか、久しぶりに舞妓さんの新作に取り組んでみましょうかね。

近いうちに皆様と一緒に描きにゆきたいですね✨

 

 

 

 

高野山 親王院の秘画を拝見

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関西に住んでいますと日本画の勉強に事欠きません。

実物の作品を美術館ではなく生活空間の中で体験!出来るからです。

特に、高野山などの寺院では重文や国宝指定をしていない秘仏や秘画というものが未だ沢山隠されていて面白いですねぇ。

特に私にとってトキメクのは、未だ800年から1000年も昔から御影として敬われ拝まれている風景を拝見しますと「生きた」芸術に出合えることです。

贅沢な体験旅行です。

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今回の取材は、秘画中の秘画、1000年前に描かれたという真如法親王様の御影像です。

拝見いたしましたが、白鳳時代に描かれた国宝「吉祥天女画像」のような古めかしさを漂わせながら、大変リアルなお顔の描写。

鎌倉時代以降に沢山のお坊様の御影像が描かれていますが、そのようなパターン化した筆ではなく、ある意味に冒頓とした筆が真実に迫るような深い絵でした。

絵の具の状態は、墨と金泥以外の彩色は経年変化を帯びており、それも味わい深い奥ゆかしい作品でした。

優しいお顔立ちですが、何度見ても黒目が深く生きてらっしゃるようでした。

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