もちの木

f:id:dragon-tiger17:20231115131857j:imageこんど12月2日から4日まで、四年ぶりに高校の先輩とご近所の女史と3人でグループ展、香里美術クラブ展を寝屋川市駅前の市民ギャラリーでします。

もう、コロナ前からしてなかったわけですが、たまには先輩を引きずり出して絵を描いて貰わないと、私の人生楽しくなくなるので頑張ってもらいます。

先輩も僕も定年がないお仕事なので、こうでもしないと先輩もモチベーション保てないですしね!f:id:dragon-tiger17:20231117162624j:image

最近よく思うのですが、見せようと思って描く絵はだめですね。芸術あまり知らん人とかはそれでも満足する人はたくさん居ると思いますが、私は何となく騙されている感じがして観ているとしんどいです。

日展院展、創画展と日本画の三大公募展が有りますが、私がいた頃から何か変な感じでした。さして良い先生に出会えてないなら公募を私もつづけていたでしょうが。画商についてもらう手立てとかあわよくば大学や高校の先生に推薦してもらうつまらない事で大切な青春時代を食いつぶすなんてね。

f:id:dragon-tiger17:20231117162549j:image私の場合、先生が良かったので頼めば何だって叶ったですが、実際、向こう様から大学講師や研究機関のお話しも有りましたがお断りしました。

それよりも動物園に通い写生したり飛鳥や京都奈良を探索したり美術館に通ったりして研究に専念しておりました。いま振り返ると黄金の時間でした。秋野不矩先生や父や母のアドバイスが本当に良かったと思います。運が良かった、と言うよりも今何をすべきか何を捨てるべきか教えてくれた親心に感謝しています。

若い時に詰め込んだ教養はいくらお金を積んでも取り返せない宝です。多分、私の全ての力の三分のニはこの時の力です。

殆どの人が出来なかった事の経験や得られなかった言葉を少しでも皆さんにお伝えして、修行の九割九分は私が引き受けて残りの一割だけ皆さんの筆て仕上げて貰うように楽しんで頂きたいです。

どうせなら楽しく楽しみたいですね展覧会とか観劇とか音楽会とか。