個展明けの連休

f:id:dragon-tiger17:20220504185858j:imagef:id:dragon-tiger17:20220504190031j:imagef:id:dragon-tiger17:20220504190131j:imagef:id:dragon-tiger17:20220504190152j:image

先月の29日まで京都での個展、お運びご高覧頂きました皆様有難うございました。

テッセンが咲いていましたので写生しました。

個展期間は、大変緊張する毎日でしたので、身体のあちこちが筋肉痛になりましたので、今日は天気も良かったのでBMWのビンテージバイクでカラダをほぐしました。

 

3月から、いまだ続く欧州での戦争は、私にとって大変ショックな出来事で、

現在は良くなりましたが、個展の作品制作中の3月中は心が痛み辛かったです。

毎年、個展を重ねておりますが、今回2022年度の個展が今までで一番に苦しかった制作期間を過ごしました。

しかし、作家として「戦争と平和」という課題に直面致しました事で大きく成長致しました。

 

どんな苦しい時でも鳥は囀り、ピース♪ピース♪と鳴く、

オペラ「ワルキューレ」では、ワルキューレが戦場で散った勇者の魂を天馬に乗って集める。

など、先達の芸術家は、絶望的な状況下でどの様に挑むべきか、沢山学び返しました。

私自身、人生において絶対的な絶望や最悪の状態に陥った事が何度もあります。

先輩の芸術家に言わせれば、「芸術家の人生なんてそんなもんだ。芸術家は、挑む。そして、一流を見る者は一流にしかなれないものだ。」と教えてくれましたが(〃ω〃)。

そんな事、知っていたら絵描きになっていなかったかも、苦しく辛い道のりです(〃ω〃)。

 

まぁ、そんな経験を踏まえないと描けない世界もあり、見えない世界もあります。

いろいろ、考えあぐねて最後に今回到達したのは、「不死鳥」を描く事でした。

どんな辛い状況でも絶対的な希望をあまねく照らしてくれます。

本当に、人生最悪の瞬間でも「不死鳥」さえ現れてくれたら、もっけの幸い。

 

文章が長くなるので割愛しますが、

芸術家は、ロマンティストでなければ成らないと今回の個展について痛感いたしました。

心を健康に保ちながらロマンティストでいる。

遊びの中からしか芸術は生まれない、どんな時でもその様で居たいと思うこの頃です。

 

京都、四条仏光寺公園近くで個展 

f:id:dragon-tiger17:20220427104933j:imagef:id:dragon-tiger17:20220427104948j:imagef:id:dragon-tiger17:20220427105002j:image

おはようございます。
毎日、行き帰りの電車の中だけか有閑の個展期間です。
道(三作)と名づけた連作は、それぞれに道とピースピースと鳴く鳥が描かれています。
初春から春爛漫に至る花と心の移ろい、生命を謳歌する小さな鳥達の季節、今の世相だからこそ感じて頂きたい愛と平和を取り戻す考える契機になればと画因を定め描きました。

明日まで、京都、高瀬川・四季AIRにて個展。

京都、高瀬川・四季AIRにて個展

f:id:dragon-tiger17:20220426102946j:imagef:id:dragon-tiger17:20220426102951j:imagef:id:dragon-tiger17:20220426103000j:imagef:id:dragon-tiger17:20220426103033j:imagef:id:dragon-tiger17:20220426103059j:image

おはようございます。毎日、お運びお客様にお運び頂きお気持ちに感謝致しております。

今日も頑張ります😃。
写真は「龍神」と「猫」などです。

それと、高瀬川を根城にしている猫の画像です。この猫は、毎日縄張りの見回りを欠かしません(^^)面白いです。

鴨川は、そろそろ床を建て始めています。

風情ですね。

29日金曜日まで高瀬川・四季AIRにて個展してます。

「個展」愛と平和を願って2022年

f:id:dragon-tiger17:20220422194925j:imagef:id:dragon-tiger17:20220422194956j:imagef:id:dragon-tiger17:20220422195014j:image

2022年4月22日から29日まで京都、高瀬川・四季AIRにて個展致しております。

今年は、欧州での戦争の影響もあり、芸術家としてどの様な態度で催すのか、深く考える制作となりました。

「鳥はピース、ピースと鳴いている。」その様な画因に至った今回の個展です。

三作の風景画に探して頂くと小鳥が春を謳歌しております。

 

歌舞伎役者

f:id:dragon-tiger17:20211216193119j:image

歌舞伎役者、中村梅蔵さんが干支寅の模写会に参加して頂きました。
現在、南座にご出演中❣️
芸術談義に花が咲き時間を忘れてしまいました。

2人とも、ほぼ同じ年くらいで、伝統文化の世界では、まだまだ若手。
先頃なくなられた、中村吉右衛門さんの言葉など懐かしくお話し下さり、また、私も師匠からの教えに付いてお話しし、互いの芸術芸道について互いの視点から深め合う事が出来ました。

お話しの最後は、幽玄についてまでお話しが進み、隅田川、ジョン•レノン、オノ•ヨーコまで飛び出し、梅蔵さんの造詣の深さに流石と出会いに感謝致しました。

f:id:dragon-tiger17:20211216193149j:image

 

f:id:dragon-tiger17:20211216193239j:image

 

 

桜を探して35年

f:id:dragon-tiger17:20220403191309j:image

日本画を始める前から桜の写生を毎年しています。

f:id:dragon-tiger17:20220403191404j:image

時間が無い時でも兎に角探しに出かけます。

f:id:dragon-tiger17:20220403191439j:image

今年は、初めて奈良の天理教本部の桜を見に行きました。

 

f:id:dragon-tiger17:20220403191707j:image

ご宗旨が違っても誰でも観れると聞いたので😃

f:id:dragon-tiger17:20220403191734j:image

桜を体感するのは吉野が一番ですが、

f:id:dragon-tiger17:20220403191801j:image

人の手でを惜しまず手入れされた桜は、京都の岡崎公園を抑えて今回観た桜がいちばんでいた。

流石というか、後ろに大きな建物があってスケール感が伝わり難いですが、大き過ぎる枝垂れ桜です。

桜は、人の手でを加えるとこうも応えてくれる花木なのだと。

どれ程の労力が費やされているのか、内側から見た数えきれない支え棒が物語っています。

桜は、巨樹になり自然に近い方が美しいのではという私の先入観を変えてしまいました。

桜は人間の手を加えてこそ健康に育つのだと。

ライトアップは1日1時間のみと云うのも桜の為。

人間の手垢目垢で疲れた枝垂れ桜が殆どですが、此処の桜は健康で爛々と内から放つ妖気に似た放光に力を感じました。

画因を得たりと感じました。

 

けれども、寒かった!久しぶりに身体の芯まで冷えました(>人<;)

小雨まで降ってきて。

震えてる手で線が真っ直ぐ引けないほどでしたが、

その震えた線が、案外に桜を描くのにピッタリでよい写生が出来ました。

帰りに久しぶりにラーメン屋に駆け込みましたが、サッパリ温まらず、やはり家に帰ってお風呂に入って温まるのが一番でした😃。