枚方に有るカトリック教会でクリスマス・チャリティー・コンサートがありました。
ヴァイオリニストの鷲山かおり女史とピアニストの白石真弓女史が演奏に臨むと云う事で、久しぶりに元気な日曜日なのでビデオカメラを持って駆けつけました。
私はご宗旨は仏教ですが、教会の雰囲気はすきです。簡素ですが素敵な教会でした。バッハ作曲「主よ、人の望みの喜びよ」は、私がとても好きな曲の一つです。絵やすべての芸術家に対する讃美歌のような曲です。昔、深夜ラジオをつけてオールナイトニッポンを聴きながら受験勉強をしていた折に、3時か4時ごろによく流れていた曲です。ラジオから遠くに流れるこの曲は何時も私の応援歌でした(*‘∀‘)。鷲山さんの奏でている「主よ、人の望みの喜びよ」を聴いている時、なにか精霊のささやきの様なインスピレーションが湧きあがりました。
マスネ作曲「タイスの瞑想曲」。この曲もみんなが知っているお馴染みに曲ですが、鷲山さんの引き弓(ボーイング)の見事さに聴き惚れました。なんてスゴイ・・・。嘘ではなくメロディーを聴く内に一瞬我を忘れ気絶しました。凄く集中して聴いてしまったのですね、ほんと。
私は運のよい芸術家です。こんな天才的な音楽を奏でる音楽家と関わることが出来て！正直に些末な事や生活に押しつぶされそうになって、腹を立てたり落ち込んだり命に係わる心配事が有ったとしても、歌の力や音楽の力でこんなに自分が取り戻せるなんて( ｀ー´)ノ。
絵の力だって、少なくとも自分を素敵に出来るはずだとおもいました。
