今回、予め昨年夏に配置される場所やお寺の由緒などお伺い致しめしたので、それを踏まえて制作致しました。
屏風は斜め横から見られる事の多い場所に配置されるので、屏風の構成を正面左右、三方向から観て楽しめる絵です。
画像の様に、右側から見ると奥の二匹の指が互いに触れ合う様に描かれています。
また、お寺という事で屏風の額に当たる縁の布を鳥や花やイチゴの模様のある愉しげな洋風の布地を貼り大人から子供まで愛してもらえる工夫もいたしました。
最高級の金箔を二重貼りした屏風に奈良で造り方から吟味した最高級の墨で描いた金碧画ですので1000年は確実に残せる絵です。