上の画像は一昨年に兵庫文芸で催された時の模様です。
今年の音楽会では此の屏風の左隻を描いています。六曲一双の椿の屏風の完成予定です。
今月、2022年11月27日、大阪に出来た新しい音楽ホール、枚方市総合文化センターにて催されるオペラ歌手花月真氏が指揮する花月合唱団コーロ・フィオーレ第7回定期演奏会にてオペラ演奏会の為に描いた新作の金屏風を舞台美術として発表致します。
下は、二年前に兵庫芸文で行われた折のYouTubeです。
演奏会の後半では、花月真コンサートとしての独唱がお披露目されます。今回は、ヴェルディ作曲「トスカ」から抜粋された演目が聴けるかもしれません。もちろん日本の歌も歌われます。心にしみる歌声です。
花月さんは、数年前から進行性の病を得られ二期会のグランドオペラ公演から一旦引かれておりますが、声は年々良くなっています。先生はテクニックだと仰っていますが、世界でも数人しか再現できないイタリア・ベルカント発声法を完璧にマスターされ歌われるバス歌手です。しかし、音域ははるかテノールまで発せられる神の声です。プロ歌手はもちろん素人の音楽ファンでさえも直ぐにわかる神の声の持ち主。
略歴はホント華々しいです。
久石譲、槇原敬之などのコーラスデレクターまで多方面の音楽活動や芸能界のお話も面白いです。
花月先生の素晴らしい所は、指揮者、コーラス指導についても抜群の才能をお持ちであることです。
音楽を造るという事に関しても深い洞察と実績を残されているので、私にとっても芸術家として沢山学させて頂いています。
www.youtube.comいつも芸術の本質について二人で会えばズ~と何時間でも話しています。
多分、前世からの深い繋がりがあるようです。
オペラは一流歌手で聴くのが一番。
音に濁りがない。
その響きの中で日本画屏風がさらに力になれば完璧な美術空間になる奇跡を皆様にも是非目撃して頂きたいです。