2022 北野をどり とてもお勧め

素敵な日本画取材。

2022年の北野をどり、とてもお勧めします。
今年の演目は印象に残るものでした。多分、一生の思い出になりました。面白かった😃
構成はネタバレしてしまうので詳細は観てのお楽しみですが。
従来の伝統の和と現代感覚を見事に融合した作品。
タカラヅカを思わせる台本設定と世界観、主演の梅嘉さんの個性あっての演出です。
謡も最近有りがちな新作の西洋音楽の耳障りなフレーズも抑えられホッとしました。
作・演出の花柳綸太郎さん作曲の杵屋栄八郎さんの苦心が伺えられる作品でした。
私の中では今まで見た中でNo.1です。
上七軒は、中堅の芸妓さん梅ぎくさん梅嘉さんあっての他の花街とは一線を画する安定感と信頼感があります。
流石に芸の上七軒だけはあります。
また、総踊りでは、全員が同じ制服のような着物ではなくて、
上七軒はそれぞれがお座敷の正装で踊ってもらえるので、振り袖や帯留めなどそれぞれの舞妓、芸妓の衣装を堪能できるのも嬉しい趣向です。
そして、そして❣️
通い慣れている通には、秋の衣装と紅葉の飾り付けの舞台美術で観れる北野をどりは素敵な体験です。
多分、歴史上初めて。コロナの影響で時期がズレて、春の公演予定が秋になってしまった訳です。
いろいろと見所の多い秋の北野をどりでした😃

お団子も美味しいです。