季節の花です。今年は、大きな台風が本州を直撃しましたが、次の日から急に秋を感じる涼しい風を感じます。
百人一首に歌われている竜田川辺りを散策しました。彼岸花はちらほら、柿の実がなっていました。
この山の背は、平安、万葉の時代から変わっていないと想い馳せますと、王朝の歌人や人々の美への愛着を感じます。紅葉はまだまだ。
在原業平朝臣(17番) 『古今集』秋・294
千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがは)
からくれなゐに 水くくる
素敵な歌ですね。1000年の時を感じさせない目に浮かぶ新鮮さが素晴らしい。