花月真「念仏コンサート」2月13日(日曜日) 芦屋市 谷崎潤一郎記念館にて

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来る2月13日(日曜日) 花月真「念仏コンサート」芦屋谷崎潤一郎記念館にてを催します。開演時間は13:00より公演時間は約1時間半(途中休憩あり)。
谷崎記念館は、現在、日本画受講生展の期間中ですので其方もよろしくです。
コンサート当日は、午前中にリハーサルや音合わせなどしていますが、谷崎記念館の展示などは通常通り開館しておりますので、どうぞお早めにお越し下さい。
オペラと日本画との意外な出会いが日本の芸術文化の新たな動きに、ピアニスト:白石真弓さんと共に私たちは貢献活動を続けています。
画像動画は、2019年10月 京都 誓願寺での「念仏コンサート」の模様です。
何処か、「念仏コンサート」に良い場所がございましたらご宗旨は問わずご紹介下さりませ。普通に音楽ホールでも活動しております。心にとどく心がうごく祈りの音楽と絵画の共演です。
芦屋市谷崎潤一郎記念館の入館料(300円)は要りますが、
コンサートは無料です。
また、13日のみ「倣 唐獅子図」の特別展示を致します。
座席は40席ほど用意しておりますが、お足元が微妙な方は確保致しますので事前にお申し付け下さい。

念仏コンサート準備中

https://www.facebook.com/cookyhana17/videos/487791042913138/?

2月13日芦屋市谷崎潤一郎記念館13:00時より、

オペラ歌手 花月真と、ピアニスト 白石真弓、日本画家 長谷川透がお届けします音楽会、念仏コンサート。

社会貢献活動とは云へ、全く手を抜かずグランドオペラの為の練習と同じ練習を重ねています。

日本のオペラ曲、西洋オペラ、ポップスまで幅広いレパートリーを楽しんで頂けます。

私たちは、自らのアートの昇華の為ではなく日本のアート全体の活性化、本物の芸術的感動を少しでも感じて貰えればと、催すアートイベントです。

是非、ご覧じあれ。

日本画絵の具店

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日本画絵の具店は、すごく変わっています。

硝子瓶に色砂が入っており、店主に1両(15g)単位(店によっては20g単位)で頼み、その都度計りうりします。

この日は、お稽古で使う辰砂の9番を3両目、おおよそ10,000円。

辰砂は、絵の具の中で大変重いので15gでも小匙一杯ぶんくらいです。

多分、群青よりも高い絵の具ですね。

予算オーバーで他の絵の具は買えませんでした。

 

下鴨神社を取材

今日は、京都に用事があり時間が有ったので下賀茂神社に取材に出かけました。
賀茂神社にお詣りしながら、今回も沢山の発見がありました。
寒かったですが、たっぷりと写生と取材が出来て幸せでした。

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鳥居に鳩が集まっていました。カメラを向けたらそそくさと隠れました。

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糺の森の参道沿いには小川が流れており、静寂な風景に微かに水の流れの音が聞こえます。

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糺の森。五月の端午の節句の頃はここで流鏑馬がおこなわれます。冬枯れの季節は静かで小鳥の囀りが侘びた風情を盛り上げてくれます。

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日本の建物を描くのは根気がいります。あまり描きたくないモチーフですが、白い雪に朱色がきれいですね。

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たしか、紅白梅図は、光琳江戸屋敷で描かれたと聞いていますが、京都の梅を想い描いて描いたのでしょうね。

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光琳の梅、まだまだ蕾が固いです。

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境内の建物の屋根は雪が積もっており美しかったです。

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賀茂神社は古来より祈祷や占いの場所。神社内は小川が流れており厄災心配事などを書いたお札を流したり、また、和歌を詠んで流したりと今もつづく行事があります。
カップルがおみくじ占いを水に付けて何やら読んではります。

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一昨年の暮れに完成式典にご縁を頂き社務所内で拝見させて頂きました、佐々木真弓先生のステンドグラス作品です。
綺麗ですね大きな作品の数々、佐々木先生の作品は京都のあちらこちらで拝見出来ます。すごい仕事ですね。
京都は、文化と芸術の街、僕も少しづつ貢献してゆきたいと思って頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

恵比須さん

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戎さんに行って来ました。
商売繁盛で笹もってこい🎵
昨日は成人式という事で晴れ姿の若い人も多く詣でておられ華やかなでした。
昨年は、笹は配られず笹券だけでしたが、今年はちゃんとした竹笹が配られ幸先宜し。お頼み申し上げます。
我が町寝屋川の住吉神社は西暦269年頃には既に社があり承応2年(1653年)に戎大神を合祀した、今宮戎に次ぐ大阪でも古い頃からの催される戎さんです。
平安時代鎌倉時代までは大阪でもこの辺りが商売の要の地域だった様ですね。
私は12月から1月9日まで忙しかったです。
10日でようやくお休みを頂来ました。
今年は、大きな仕事が沢山控えています。疲れを残さずよく寝て頑張ります。応援よろしくお願い致します。

 

 

 

年末の年末まで走りぬけます!

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金色の虎がお迎えします。
虎さんしっかり働いて下さいと、年末の京都木屋町に、絵を納めて参りました。
12月30日と云うのに、来年の干支の寅の如く「千里行って、千里を帰る」タフな日々を過ごしております。

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大和絵の虎は伝統的に愛らしい姿で描かれてます。
虎さんこわくないよ〜🐯
皆んな集まって♪

f:id:dragon-tiger17:20211231013125j:imageBAR EZOさんは明日大晦日(^^)、そして年始は2日から営業とのこと。

BAR EZO
西木屋町松原上る
0753438335
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帰りに京都四条の高島屋の画廊に毎年恒例の日本画が掛かっているので見に行きました。
中嶋千波先生や他の若手の先生方の絵などが拝見出来ました。
8号ぐらいの絵で七百万円から色紙で百万円ぐらい('◇')ゞ。
百貨店で売られると作家には3割が画料として支払われるそうですが、
むかしは高島屋の画廊では値札を露骨に張り出して売る見せ方はしなかったですが、世知辛いですね。(参考までに、25年ほど前は千七百万円ぐらいでした('◇')ゞ、値段はは作品の題名カードの裏側に鉛筆でこっそり書き込まれていました(^_-)-☆。)
だけど、僕もメジャーになる活動をしないといけませんね。
日本画家が夢のある仕事にならないと、後につづく良い後輩が育たないと思います。
良い先生に出会って頑張って日本画家になるには簡単なことではありませんから。
 
 

天然岩絵具でお稽古すると

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尾形光琳紅白梅図屏風」から原寸或いは拡大図からトリミングした再現模写。

芦屋クラブ 日本画、の今年最終日のお稽古の仕上がりです。

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前田青邨「不二」の再現模写。

こちらも生徒さんの今年最終日のお稽古の仕上げです。

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日本画絵の具の色数は極めて少ないです。

天然の岩石を砕いて粉にした物が日本画絵の具です。

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仕上がりは、見事すぎる完璧な美しさでした。

奇跡の瞬間に立ち会った様な。

再現模写とは言へ、尾形光琳の国宝の作品が、いま描かれた様な瑞々しさ。

いま咲いている梅の花を切り取って来た様な、不思議な感覚。

やっぱり尾形光琳は凄い絵を描いたのだと改めて深く思いました。

そして、生徒の皆さんが、やっぱり凄い。

瞬間瞬間の筆先の判断を間違わない凄さに、天晴れ。

 

寧ろ、プロの上手すぎる筆では再現しても何となくつまらない模写になってしまいますが、

生徒さんの拙く真剣に描く手が、作品を実物以上に新鮮な色の輝きを増したのだと勘づきました。

作画された皆様が、良い新年が向かられます様に輝く金が目出度く飾って下さりませ。

 

制作追記

日本画の制作は、コンセプト芸術の様なもので、入念な準備、お道具、作品設計で描いてゆくので仕上がる直前まで、

自分が何を描いているのか不安になる一瞬が有りますが、

読み込みが完璧なら誰にでも描けます。

素晴らしい。

私も多く学べた一年でした。